煎茶道の祖 売茶翁高遊外 1

売茶翁の略歴

売茶翁高遊外  延宝3年(1675) – 宝暦13年(1763)

売茶翁は、肥前蓮池(佐賀県)に生まれました。蓮池の領主・鍋島家に仕える御殿医であった父、柴山杢之進と、母、みやの三男として生まれました。本名は柴山元昭、幼名は菊泉。法名は月海で、還俗後は高遊外と自称しました。

 
1685年 11歳 肥前、龍津寺の化霖道竜に師事し出家
1687年 13歳 化霖と共に黄檗山萬福寺を訪れ、化霖の師である独湛性瑩より
        偈を賜わった
1696年 22歳 痢病を患ったことで、己の未熟さを恥じ、修行の行脚に出る
        陸奥仙台の万寿寺で月耕道稔に学んだのをはじめ広く臨済、
        曹洞の禅僧に参禅し、のち龍津寺の化霖のもとに帰り、化霖が
        亡くなるまで仕えた。
1724年 50歳 龍津寺を去る
1735年 61歳 東山に通仙亭を開き売茶生活を始める
1742年 68歳 高遊外を名のり湯屋谷に永谷宗園を訪問
1748年 73歳 「梅山種茶譜略」を著す
1755年 81歳 僊窠を焼く
1763年 89歳 7月16日没 同月に「売茶翁偈語」が友人によって出版され
        る