仙洞御所 京都御苑内 鶴翁は天保十一年十一月に仙洞御所に参内し光格上皇に献茶をしました。(桂家近習 「塚田家文書」、 「鶴翁小傳」) 仙洞御所は皇位を退かれた天皇の御所でした。寛永七年(1630)に後水尾上皇の御所として建てられました。現在は醒花亭、又新亭の二つの茶室以外の建物は無く、庭園が往時の面影を残しています。 庭園は、幕府の作事奉行であった小堀遠州が寛永13年(1636)に作庭しました。 京都に戻る